bikes_Warbird2_2013

Salsa Cycles 新規投入と整理がなされた模様(その3)

随分以前にCX(シクロクロス)向けのLa Cruzというクロモリ製のモデルにディスクブレーキが採用されていたのですが、当時はまだ早過ぎた、あるいはCXというジャンル的に軽さは無視出来ないという理由からか、その後継と思われるChili Con Crossoでは、フレーム素材はアルミに変更され、ブレーキも従来式のカンチへと戻された経緯がありました。

 

次期計画ではChili Con Crosso名義での製品開発には区切りを付け、Warbirdという、なんとも戦闘的な名前で生まれ変わるようですね。

ただこのWarbird、恐らくはCX専用車というものではなく、グラベル(未舗装路)でのロードレースも視野に入れて開発された機種では?っと、僕は解釈しています。

 

なぜグラベル全般での運用を考慮した車両と解釈しているかといいますと・・・判断箇所は、トップチューブ下に集中して配置されているケーブルルーティンのみです。笑

CXにおいて担ぎは必須項目なのですがそこにケーブルが這ってしまっていると、担ぎではちょっと都合が悪いです。

ま、製品版では変更されるかもしれないですし、どちらかというとそこまでシリアスにレースに取組む人よりももっと幅広いサイクリストに向けて発信しているジャンルっぽいので、担ぎの特性には、それほど神経質にならなくてもよいかなと。

 

Colossalに採用されていているENVEのカーボンフォークですが、このWarbirdにも採用されていますね。ダート向けの車両なのでフォークの長さはもちろん、クリアランス的にも充分確保されています。詳しくはFrame Techをチェックして下さい。

構成予定のコンポーネントから判断ですが、そこそこの金額でまとめてくるのかなぁっと、勝手に期待しています。Colossalよりも更にワイルドでタフな車両ととらえて頂いて、同じくらいの価格で、さぁどちらを選ぼうか・・・そんなふうな価格に落ち着いてくれるとありがたいのですが。苦笑

例の如くチタンもありますよ。うーん、ミルスペック風味!

 

※その他にも新規投入されたモデルや生産終了になったモデルがあるので、しばらくサルサのその辺の動向を、連続してピックアップして行きます!