650B Randonneur レストア開始しました

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確証がないのでドコ製の車体かは述べませんが、フレームの造作や、チグハグながら(恐らくこれ系の自転車の修理をあまり受け付けてくれないお店で、対策的に複数回修理をしてきたからだと思いますが・・・)間違いのない部品で組まれているたしかな素性の自転車ですので、引き受けることにしました。

後ハブのガタが顕著だったので、まずは車体後半部をバラシながら部品の不具合の確認、サビの除去、消耗品関連のチェックを行いながら、汚れをウエスでふき取り(場合によっては薬品をウエスに染み込ませながら)許可頂いている修理予算を、どの部分に投入していくか?の決定をしていく作業です。

元々後ハブがガタっている、というよりほぼ回らない状態だったので、『玉を入れ替えるだけでは無理かもしれんな・・・』ってレベルだったのですが、車輪の洗浄のために車体から外してみると、フレーム側130のハブ側126というアレな状態でして、ちょいと面食らっているところです。苦笑

修理仕事はこのように、開腹してみたら見立てよりも重症で、『どのレベルまで治して欲しい』を優先するのか、『予算を重視する』のか、そのやり取りでかなり時間がかかるのでした。スタッフをかかえて運営しているお店だとやはり、何時間かかるかよめない修理案件を避けがちになってしまうのは、しょうがないかなぁと、思う次第です。

ほんとはこの辺りのハブ( http://www.diacompe.co.jp/original43.html )を使いたいのですが、ご依頼主さんはこの1台をきっかけに自転車の世界に踏み込んでみよう!ってかたなので、シマノのTIAGRA( http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/road/tiagra.html )が良さげではないでしょうか。

フリーボディが広いのはアルミのディスタンス・スペーサーでアジャスト出来る・・・気がします。

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