bikes_Fargo2_2013

Salsa Cycles 新規投入と整理がなされた模様(その4)

その1、その2、その3と連続してサルサの2013年の動向を書いてきましたが、その4の今回で一旦終了としますので、我慢して目を通して頂ければ・・・。

 

当店でも人気車種のFargoとVayaに付いては大幅な変更はなく、ざっくりと言ってしまえば色変更のみですが、細部に目をやるとちょこちょこ変わっています。

まずフレームに目を向けてみます。基本的に1-1/8インチ(オーバーサイズ)規格であることには変わりはないのですが、フレーム側が44mm化されるようなので、いわゆる『ゼロスタック』になりましたね。アルミフレームでは既にほとんどのフレームがゼロスタック化されていますが、鉄のフレームでも、今後は44mmに成って行くんでしょうね。(44mm化されているのはFargoのみのようです。)

コンポーネントを見てみます。それぞれ上位機種の『2』は今までとほぼ同じですね。『3』の方の(北米人が大好きな。笑)バーエンドシフター仕様もそのままですね。

そのバーエンドシフターですが、個人的には日本のストップ&ゴーの頻度が高い道路事情ですと、やはりブラケット部分で全てを操作出来るデュアルコントロールレバーが良いと思っています。ま、そうはいっても慣れてしまえば、バーエンドシフターでもなんら問題ないのですが。

 

Fargoの上位機種の『2』です。

フロントディレイラーはダイレクトマウント方式のようですね。色は日本人だとちょっとやらない茶色とオレンジの組合せですが、スタジャンみたいな色の組み合わせで、凄くかわいいと思います。

 

Fargoのバーエンドシフター仕様の『3』です。

今までのオーガニック風味な色からがらっと変わりましたね。Fargoはサイズ選びに迷われる方が多いのですが、僕の身長の172cmですと、やはりSmallが最良だと思います。『どうしてももう少し三角の大きなフレームを選びたい・・・』場合は、短めのステムへの変更はもちろん、リーチの短いハンドルバーへの交換予算も必要でしょうね。しかし・・・見慣れたってのもありますが、Sサイズは普通にかっこいいですよ。

 

Vayaの上位機種の『2』です。

ちょっとびっくりの白になるようです。次期もコンポーネントはSRAM/Apexで統一するんだろうと思いきや、リアのスプロケの構成を見てびっくり。ロー側には36Tとかなり軽いモノをチョイスし、そのスプロケに合わせてメカもX9というMTB用のモノにスイッチ。きっつい勾配でも、最小/1対1以下のギア比となるので、ちんたらくるくる回してでも絶対に降りたくない僕としては、ありがたいギア比です。

 

Vayaのバーエンドシフター仕様の『3』です。

ツーリング車然とした配色になる予定です。ちょっと見落としてしまっていましたが、FargoもVayaも2も3も、全てにおいて、ブレーキをBB7にアップグレードするようです。BB5とBB7で絶対的な性能差はほぼ無いと思っていますが、セッティング及びメンテナンスの容易さは、BB7に軍配が上がります。嬉しい変更ですね。

 

Fargoにはチタンも在り。で、Vayaにも・・・っと思ったら、フレーム素材にステンレスをチョイスし、更にトップ&ダウンチューブにカプラーを用いて分割可能な、Vaya Travelを新たにラインナップするようです!

個人的に大好きな路線のVayaですが、やはり支持者が多いのでしょね。日本でもVayaは、ますます支持者が増えていく自転車だと思ってます。

 

その1、その2、その3と連続してサルサの2013年の動向を書いてきましたが、その4の今回で一旦終了とします。

2013年モデルですので実際にリリースされるのはかなり先だと思いますが、いずれのモデルも希望のサイズを入手するには、早めの予約を入れておかないと厳しいのが実情です。実際Vayaでは、在庫無しで断念頂いた方も複数いらっしゃいました。

11月頃には各モデルの大まかな生産予定も定まってくると思いますので、購入をお考えの方は、どうぞご来店下さい。

 

ニューモデルへの移行はまだ先ですが、展示用として使用していたVaya/Level 3(チャコール/52cm)を特価にてご提供致します。

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