今回のオーナーさん(3~4才くらいのお子さん)に車両入庫から店での分解・点検・整備に1週間くらいかかるのを、『工場で出来上がった自転車は部品だけで送られてくるから、それをおじさんがお店で点検しながら組み立てるんだ。だから1週間ほど待っててね!』っと言うと、『組み立てを見たい!』っと、なんとも嬉しい申し出を頂きました。さすがに2~3時間かかる作業のあいだ飽きずに見ていることはなかなかアレですので、店で作業する工程を写真に撮って、ここに示しておこうと思います。
箱から出してすぐの状態です。
ダーカスワン/レクタスを製造している工場は組み立ての品質もかなり高いレベルです。従いまして、点検・整備は結構楽な部類の車両と言えます。
フロアー(地べた)に置いての作業も可能なのですが小さく仕上がっている子供車の場合はスタンドにかけて行ったほうが、効率よく作業が行えます。
まずは分解していきます。
分解出来ました。
アルミ合金で仕上げられているフレームですのでとても軽いです。
取り外された部品群です。
実はハンドルバーもアルミ合金製です。BMXタイプの車両はハンドルバーで高さをかせぐ構造のため、ハンドルバーは大きめの部品となります。その大きな部品が軽く仕上げっているというのは、未就学児が対象の車両には非常にありがたいわけですね。
おおまかな分解はこれで完了です。明日は『分解した部品を更に分解・整備』して参ります。完成はまだまだ先ですよ!(その2へ続く。)