今まで何度も話してきたことなので繰り返しになってしまいますが、新たに興味を持たれた親御さんには有用な解説だと思いますの、今回も上げておきます。
まず対象となる年齢・身長ですが、年齢的には早いお子さんで3歳を超えた辺りから、身長的には最低でも95cmを超えた辺りから、使用を開始して頂けると思います。
ただし純正で装備されてくるステムは25°×100mmなのでそのままのポジションの場合は立ちコギ・スタンディングが出来ることが必須で、身長的にも105cmは超えていないと厳しいかな？・・・っと思います。
95cmの場合であれば出来るだけ短めのステムに交換して乗り出してもらうのが良いと思います。
ちなみに今回この車両を与えてもらえるラッキーボーイは僕もKCである程度ガン見して体格等心得ておりますので、25°×70mmで乗り出してもらえるのでは？ってことで、交換済みにてフィッティングを行いました。
続いてペダル。純正ペダルでも充分に使えると思いますが、まだ四肢の短いお子さんの場合はペダルを踏み外しがちなので、まずは自転車を一丁前に乗りこなすことが第一関門となります。『まずは自転車に乗れるように練習』という時期は、プラペダルの方がスネを売って泣き出す現象を減らすことが出来ると考えています。
ただしプラペダルはシューズの裏が濡れてしまうとかなり滑るので、自転車に自在に乗れるようになったなら、ほぼ同じサイズ・形状の軽合金製ペダルに換えて頂いた方が良いと思います。
しかし、ここまでやっても乗り出す時期の身長・乗車技術習得度はお子さんによって様々なので、そうすんなりと『まいどあり～』にはならないモンです。
205 Kamelの優れているところはイスが装備されている点なのですが、幼児向けの車両と言えどそこはばっきばきのトライアルブランドが出しているヤツなので、イスを支えるポストはそれほど長くはありません。
お客さんから見たら、『もうそんな古い規格のゴミみたいな部品は処分しようよー。苦笑』って言われ続けているジャンク部品が役に立つのです。作業時間およそ30分で、ポストが延長出来ました。
最初の数ヶ月だけかもしれませんが、イスが有るのと無いのとではかなり違うと思うんです。まぁそれでも完璧じゃないケースも多々在るわけですが、イスが付くように設計されてるだけでもこっちのモンなわけです。ポストを延長して、座れる205の完成です！（Kっさん写真ありがとう！
MONTY/205 Kamel 2013～ のお求めはこちらから。
