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前後車輪と駆動系統のヴァージョンアップ

2012年の暮頃に納車させて頂いたと思うのですが、トラ車というモノに2ヶ月ほど触れられて、『自分のやりたい路線というか方向性がなんとなくわかってきたので、そっち方面に機能アップをはかって行こうと思います!』ってことで、近い将来のディスク化に対応可能な車輪へ、換装致しました。

 

トラ車買っといて方向性って?・・っと思われるかもしれませんが、『今から』って方には例の24インチでど派手なパフォーマンスを見せ付けている彼のジャンルは、MTBあるいはBMXの1ジャンルに映ることも少なくなく、『ようするにあのスタイルというか彼に憧れているのですがいったい彼はどんなジャンルの人物で、車体を買うならナニを買えばいいのかさっぱりでして・・』ってことなのです。

『今現在の彼の乗る車両はもはやトライアルの面影を見出す方が難しいですが、彼のスキルの源泉は、間違いなくトライアルですよ。だからご予算に見合うトライアルバイクを選んで頂いて、なんら問題はないですよ。』僕からの回答はかなりざっくりのこのようなモノでしたが、いわゆる裏付けはご自身の中で『取れた!』ってことで、普通の競技向けのエントリーモデルをお求め頂きました。

ちなみにこの20インチはお子さん用の車両でして、あろうことかお父さんは、お子さんに先んじて24インチのイス付きを買われていたんですよね。笑・・ライディングスキルを磨く系のジャンルは親子で挑めるモノが多いので、そういった点でも、当店ではトライアルやBMXやMTBを、諦めずに取り扱い続けようと思ってます。

 

ついでといっちゃアレですが駆動系統のパーツも純正のままだと重かったり機能的にアレだったりでしたので、ざざっと交換致しました。

グレードによって差はありますがONZAのRエンドとチェーン引きは削りシロがまだまだ残っているので、グラインダーとヤスリのひと手間をかければ、バックの長さを5mmくらいは余裕でつめられます。今回の車両はVブレーキですのでケーブルとタイヤが干渉しちゃうので、5mm程度にとどめておきました。

方向性が決まったら余計なパーツはとっぱらちゃいます。フレームにガードが装着されているので、クランクに付けるリングは外してしまいました。これを省いただけでも結構軽くなったのではないでしょうか。

 

お父さんはストリート路線の24インチを更によりかっこいい車体へと育てていかれるでしょうし、お子さんの20インチの方は、純競技仕様のスペックへと変遷していくでしょう。

ひとくちにトライアルと言ってもジャンルや車種が多岐に渡っているのでややこしいかもしれませんが、お越し頂ければ、もういいよ!ってくらい説明させて頂きます。近隣で、『トライアルなんだかBMXなんだかMTBなんだか、どれを買えばいいのかさっぱり判らない・・』そんな方のご来店をお待ちしております。