元々は12インチを購入すべくご来店頂いたのですが、お子さまの身長をおうかがいしてみると108cmとのこと。もちろん、『たとえ数ヶ月~1年ちょっとの短期間でもよいから、出来るだけジャストサイズの自転車に乗せてやりたい・・』っと強く要望されたなら、ふたつ返事で12インチをご用意するところですが、今回の場合は、16インチを選んで頂いて正解だったと思います。
12インチ同様、ブレーキレバーとイスに付いては最初からの『対策』が必須です。
またCultの子供向けの車両はフレームをアルミで構成したりと、軽く仕上げることにはかなり神経質なのは見てとれるのですが、例えばステムなんかは50mmの普通の大人用のモノが添付されてくるので、ちょっとでもコンパクトに仕上がるよう、通販サイトには載せられないような新古品の45mmステムを探し出して、車体を組上げました。
フロント側のケーブル処理は色々試してみて、このルートをたどるのが一番良さげでしたので、今回もハンドルバーを潜り抜けるパターンです。
インタックタイプのポストがなかなか手に入らないので困っているところなのですが、デモ車で使っていたポストをほじくり出して、機能性最優先で仕上げた、幼児向けに最適化されたBMXとなりました。
今回は新古品や中古品をふんだんに使用したわけですが、正直こういった内容のカスタマイズは通販では全てを細かく説明しきれないので、やはりご来店頂かないと、なかなかご提案出来ないのが実情です。
僕は全てが新品である必要はないと思っています。中古のモノでも調整機能が充実していたりサイズが合っていれば、ときには新品の部品よりも価値があると考えています。
身近なようでいて知れば知るほど奥行きがあるのはあらゆる遊びに共通していることですが、それは自転車とて例外ではありません。ご家庭ごとに自転車への注目度の差は在ると思いますが、『いっちょ子供と自転車で遊んでみるかー!』っと意気込んでいる親御さんにおかれましては、是非お越し頂きたく・・。
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