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SURLY/CROSS CHECK(Robin’s egg blue) 組立途中経過

先日納車致しましたペーサー同様、今回のクロスチェックにおいても、『コラムは余裕めでよろしくです!』っとのことで、まずはその辺りの検証から。

 

先日納車しましたペーサー。組立途中では暫定的に10mmハイトのスペーサーを7枚と5mmハイトのスペーサーを1枚仕込んでおきましたが、最終的には10mmが6枚に5mmが1枚で落ち着きました

ペーサーの例をふまえて10mm×6枚の5mm×1枚を仕込んでみましたが、今回のオーナーさんはペーサーをお求め頂いたかたより身長が2~3cm高めですので、10mm×7枚と5mm×1枚くらいの余裕を残しておくのが良いのではないかなと。また↑の写真のイスの高さは、今回のクロスチェックのオーナーさんの体格を考慮した位置となっております。

スペーサーの色自体は黒なんですが、うっかりしておりまして販売用のモノ(←表面につやの有るほうが販売用です)の在庫が3枚程度しかなかったもので、当店にて工具あるいは展示の際に使用しているつやの無いスペーサーも交えての状態ですが、販売用のつや有りのモノを既に手配しておりますので、組上げる際には10mmはもちろん5mmのスペーサーも、全てつや有りのタイプとなります。

 

なぜか北米人が大好きなドロップバーの末端に配置されるバーエンドシフター(←往年のWレバーよりは使い易いですが、交通量の多い本邦ではちょっとアレなシフターではないかと。苦笑)ですが、ケーブルの取り回しはこのようになります。

ブレーキケーブルと同じようにハンドルバーの根元まで沿わせてバーテープで巻いて、触覚のようにびよーんとならないように組むことも可能なのですが、標準で添付されてきているケーブルは予めこの組み方向けにカットされているので、『ハンドルバーに沿わせてバーテープで巻いちゃう組み方』をご要望の際は、別途ケーブル代をご負担頂くかっこうになります。

ブランド及び車種は異なりますが、サルサのファーゴで以前そのように組んでおりますので、参考までに・・。(その1その2

 

最近では品物の数も減って流通量もかなり少ないと思いますが、ハンドルバッグなんかを装備したい場合は、ケーブルをハンドルバーに沿わして組むか、レトロシフトのように上側にケーブルが逃げてくれているほうが、ハンドルバックとの干渉を避けやすいです。

大きめのバックであればあるほど、ケーブルはハンドルバーに沿わせるか上側に大きく逃がすか・・ツーリング車にはツーリング車の『やり方』が在るのも、これまた面白いですよね。