ペダルをもう少し小ぶりなモノに換えてあげたらもっと乗りやすくなるのになぁ・・と感じることが多いので、改めて紹介しておこうと思います。
まずはペダル本体がアルミ合金で出来上がっているグランジのプチフラットペダル。『重いし造りも薄くないのでトライアルには使えない!』っとばっさり切り捨てられている親御さんも多いと思いますが、プッシンクラス程度の体格やそれ以下の幼児さんには、意外にもこのペダルが、現時点ではベストな選択だと考えています。
軽さも薄さも、トライアル用で出ているペダルにいっさい太刀打ち出来ないのですが、このペダルのコンパクトさが、小学校低学年程度のお子さんには大きなアドバンテージになります。
空間の認識力がまだまだ甘いお子さんが大人用の面積が広いペダルを使っているのを見ていると、自分から掛けに行くというより、窮屈なセクション内の石や障害物に、『図らずに』ぶつけてしまっていることが多いように感じます。
またプッシンクラス程度の車両はBBがそれほど高い位置にないので、斜面を横切るように走らなくてはいけないとき、面積の広いペダルですと地面と接触してバランスを崩す・・そんな状況も時々見受けます。
軽さは絶対的な正義だとは思いますが、超軽量なスポーツシューズもサイズが合わなければその性能は発揮されません。妥協と言うと負のイメージを持たれるケースが多いですが、完璧というのは僕は存在しないと思っています。現在手に入るモノで、使う人の体格や技術に合わせて最良の選択を積み重ねた車両が、良い車両なのではないかなぁと・・。
言い忘れていましたが、しっかりしたピンが施されているの、靴の裏が濡れてしまって滑りやすい状況でも、しっかりとグリップしてくれます!
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こちらはプチフラットペダルとほぼ同じサイズで本体部の材質がプラスチックで出来上がっているタイプ。BMX向けにご用意しております。
プラ素材は靴の裏が濡れてしまった状況では滑りやすいのでトライアルには不向きですが、自転車に乗り始めてまだ日が浅いお子さんの場合は、ペダルを足の裏でしっかりとグリップさせる感覚が甘い場合があり、踏み外してスネをぶつけがちです。(アルミ合金のペダルではたちまち号泣してしまいます。苦笑)使用期間は短いかもしれませんが、トレーニング時期に使ってもらうのもアリだと考えています。
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